(VOVWORLD) -新型コロナウイルスの発生源を調べるために中国の湖北省武漢市に派遣された世界保健機関(WHO)の国際調査団が10日、4週間の活動を終えました。
(写真:AFP/TTXVN) |
調査団は9日の記者会見で、ウイルスが人間に感染した経路として「動物から直接人間に感染」「中間宿主を経由」など4つの仮説をあげましたが、特定はできませんでした。WHOは今後も調査を進める方針です。
アメリカのトランプ前政権が主張していた中国科学院武漢ウイルス研究所からのウイルス流出疑惑については「可能性はきわめて低い」としています。調査団の専門家たちは10日、車で宿泊先のホテルを出発し、空港に向かいました。車の窓を開けて、記者団に「また会おう」と語りかける場面もありました。